研究課題
若手研究(B)
本研究は、環境保全義務(将来の世代へと良好な自然環境を引き継ぐ義務)を達成できる経済政策、またその達成を可能とする国際的協調枠組みのあるべき姿の提示を試みた。主な研究成果は、(1)「割引かない無限期間動的計画問題の最適解を構築するアプローチ」を改良するとともに、最適性の必要十分条件を明らかにした、(2)「開放経済における地球環境資源の利用における国際的協調枠組みのあり方」を取り扱う理論モデルを構築し、地球環境問題の解決に必要とされる国際的取り組みについて検討した、(3)ハートウィック・ルールを内生的に導出し、その経済含意を明らかにした、などが挙げられる。
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Southern Economic Journal
巻: (Accepted and Forthcoming)
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