研究課題/領域番号 |
23730254
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用経済学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
村田 安寧 日本大学, 総合科学研究科, 教授 (40336508)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 空間経済学 / 所得効果 / 競争促進効果 / 企業淘汰効果 / 輸送費用 / 通勤費用 / 構造推定 / カウンターファクチュアル / マークアップ / 生産性 / 都市規模分布 / 価格競争効果 |
研究成果の概要 |
所得効果,競争促進効果,企業淘汰効果を含む独占的競争の一般均衡理論を開発した。都市間の輸送費用と都市内の通勤費用を導入した空間経済モデルを構築し,都市規模の決定要因となる集積力と分散力を理論的に明らかにした。また,輸送費用と通勤費用の変化が,各都市の人口,地代,賃金,マークアップ率,生産性,効用に与える影響を定性的に分析した。さらに,米国都市圏データを用いて空間経済モデルを構造推定し,カウンターファクチュアル分析を行った。輸送費用と通勤費用が存在する実際の均衡と,それらを捨象した仮想的な均衡をそれぞれ定量化することにより,ヒトやモノの移動における空間的摩擦の役割を定量的に明らかにした。
|