研究課題
若手研究(B)
本研究では、企業情報の伝達経路の多様性がどのように株価形成に影響を及ぼすかについて実証分析を行った。第一に、ディスクロージャー情報は、株価ボラティリティを高める効果をもつ一方で、新聞メディア報道は、ボラティリティを抑制する効果が観察された。テレビ放送と市場流動性に関する研究では、企業に関するテレビ情報流入は、ビッドアスクスプレッドの増加をもたらしており、投資家間の情報格差拡大と整合的である。テレビ情報は、デプス(売買注文金額)については、増加させる働きをもっており、テレビ報道が企業情報の認知度を向上させる効果と整合的な結果であった。
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商学論究
巻: 62巻 (掲載決定)
120005462757
Pacific Basin Finance Journal
巻: vol.24 ページ: 22-38
巻: 24 ページ: 22-38
10.1016/j.pacfin.2013.02.003
甲南経済論集
巻: 52巻第1・2号 ページ: 109-134
110009328540
甲南経済学論集
巻: 52巻 第1・2号 ページ: 109-134