研究課題/領域番号 |
23730326
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
古賀 大介 山口大学, 経済学部, 准教授 (50345857)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | クリアリングバンク / ロンドン外国為替市場 / ユーロダラー / 国際業務 / 外国為替 / インターバンク / イギリス |
研究成果の概要 |
基軸通貨ポンドが衰退する一方で、なぜロンドンは国際金融センターとして生き残ることができたのか。この答えとして従来の研究において注目されてきたのは、1960年代からのマーチャントバンカーや米系銀行を主体としたユーロダラー市場の発展と、1980年代の「金融ビックバン」を契機とする外国銀行の活動である。これに対して本研究では、英系商業銀行であるクリアリングバンクが取り組んだ外国為替業務に着目し、その内部史料を基にポンド体制終焉後におけるロンドン金融市場発展の基盤的要因を探った。検証の結果、クリアリングバンクによるユーロダラー市場を含むロンドン外国為替市場発展への寄与が新たに明らかになった。
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