研究概要 |
本研究は持続可能性のための情報技術(IT)の役割を理解することを目的としている。すでに,持続可能性について企業が果たすべき役割について活発に議論が行われているが,ITの役割についてはまだ十分に研究がなされていない。本研究はこうした状況を踏まえ,第一にITが持続可能性社会の実現にむけて果たす役割ついての研究史を概観し,第二に当該分野の主要な研究に典拠しつつ,技術と持続可能性についての理論的枠組みを構築し,第三に日本とスウェーデンの企業を対象として,持続可能性に向けたITの活用方法とその効果,また今後の課題を実証的に調査する。
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