研究課題
若手研究(B)
本研究は,減損会計基準の強制適用を主な分析対象として,減損会計基準がもたらした企業の会計行動の変化とそれに対する証券市場の反応を明らかにすることを目的としている。本研究の結果,減損会計基準の強制適用において,(1)減損損失の計上と利益調整のインセンティブを示す変数(企業規模,ビッグバス)とが関連していること,(2)企業が資本コスト見合いの利益水準の稼得を意識した利益調整行動をとる傾向が強くなっていること,(3)減損損失と短期的な株価超過収益率との関連性が見られなかったことが明らかになった。
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名古屋市立大学経済学会ディスカッションペーパー
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Asian Academic Accounting Association The 14^<th> Annual Conference Proceedings (The 14^<th> Annual Conference)
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Asian Academic Accounting Association The 14th Annual Conference Proceedings
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Discussion Papers in Economics
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