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野生動物保護と民族文化保護の両立に関する研究:タンザニアの国立公園を事例として

研究課題

研究課題/領域番号 23730479
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 社会学
研究機関京都大学

研究代表者

藤本 麻里子  京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任研究員 (10555105)

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 中途終了 (2011年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード野生動物保護 / 国立公園 / タンザニア / エコツーリズム / 保護区 / 伝統集落 / 民族語 / 伝統儀礼
研究概要

平成23年度には、8月から9月にかけてタンザニアにおいて現地調査を行なった。首都、ダルエス・サラームにおいて、国立図書館および統計局を訪れ、タンザニアにおける野生動物保護区などに関する政策や制度について情報収集を行なった。また、タンザニア天然資源観光省(MNRT)を訪れ、タンザニアにおける野生動物の狩猟に関する法律について担当者から説明を受け、文書などの資料を収集した。調査地であるキゴマ州のマハレ山塊国立公園周辺の村落を訪れ、人々と野生動物との関係について聞き取り調査を行なった。国立公園の外側で人々が大型の野生動物に遭遇した場合、国立公園のレンジャー、警察、行政担当者、村人、など様々な立場の人々がどのように対処しているかについて調査を実施した。この成果は2012年5月に開催される日本アフリカ学会において口頭発表する予定である。
また、年度の後半においては2月から3月の1ヶ月間、タンザニアおよび隣国のウガンダにおいて現地調査を実施した。タンザニアでは野生動物研究所やタンザニア国立公園公社の事務所を訪れ、情報収集を実施した。また、隣国のウガンダにおいても野生生物保護政策についてタンザニアと比較するため現地調査を実施した。森林保護区と国立公園を訪れ、管理のあり方や住民主体の森林管理システムについて住民組織の代表者から聞き取り調査を実施した。タンザニアでの野生動物保護政策のあり方を、隣国のウガンダと比較する有意義な情報収集を行うことができた。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] タンザニア、国立公園周辺における野生動物保護政策と民族文化2011

    • 著者名/発表者名
      藤本麻里子
    • 学会等名
      いまづ環境学公開講座
    • 発表場所
      兵庫県立西宮今津高等学校(招待講演)
    • 年月日
      2011-11-14
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [図書] The Monkeys of stormy mountain : 60 years of primatological research on the Japanese macaques of Arashiyama2012

    • 著者名/発表者名
      Mariko FUJIMOTO
    • 総ページ数
      19
    • 出版者
      Cambridge University Press
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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