研究課題/領域番号 |
23730480
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
帯谷 博明 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (70366946)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ベトナム / 農村 / 環境 / 近代化 / グローバリゼーション / 環境保全 / ベトナム農村 / 水利用 |
研究概要 |
本研究では主としてベトナム南部のメコンデルタの農村に注目し、1970年代半ばから現代に至るまでの、住民生活と環境利用の変化を明らかにした。 (1)調査地では、1990年代半ばの水道敷設を契機にそれまでの水路や自宅庭池の多様な利用形態が変化し、農業用水路としての機能に縮減していった。また農業の近代化によって農薬等の利用が増え、漁撈や遊びの場としての機能が失われた。 (2)水域の環境変化に対して多くの住民が懸念を持っていることがわかったが、他方でそれに対する具体的かつ集合的な行動は見られない。ベトナム南部のコミュニティ組織の脆弱さと、人口に対する自然資源の豊富さが阻害要因となっていると考えられる。
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