研究課題
若手研究(B)
本研究では、近代日本社会で皇室関連商品が大量生産/消費される事態が、天皇制ナショナリズムとどう関連しあっていたかという問いについて分析し次の2点を明らかにした。第1に、大正期以来、資本制的な論理から多種多様な業界が皇室に関連する商品を無秩序的に生産していくこと。第2に、それらの商品群が消費者である民衆の裡に惹起したのは多くの場合、愛国的な心性でなく消費をめぐる私的な欲望であったことである。
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社会学評論
巻: 63巻 2 号 ページ: 256-73
時間学研究
巻: 5巻 ページ: 29-44
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やまぐち地域社会研究
巻: 10 号 ページ: 43-54
120005246419
巻: 250号
巻: 10
巻: 250