研究課題/領域番号 |
23730534
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 北星学園大学 |
研究代表者 |
木下 武徳 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (20382468)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 公的扶助 / ケースワーカー / 組織環境 / 日本 / アメリカ / スウェーデン / 福祉事務所 / 組織論 / ケースワーク / 国際比較 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本、アメリカ、スウェーデンにおける公的扶助のケースワーカーの組織環境の分析を通して、その専門性や裁量について考察することを目的としている。 その結果、スウェーデンは専門性も高く、職務の経験知も蓄積される。アメリカでは、専門性は高くないが経験知が蓄積される。日本は、専門性も考慮されず、経験知も蓄積されにくい。 次に、裁量については、日本は制度目的も曖昧で、社会資源も乏しく、専門性のないなか裁量が大きくなりがちである。アメリカとスウェーデンは公的扶助の目的が明白であり、そのための社会資源も整備されてきている。そして、裁量はあっても専門性や経験知に裏打ちされていると考えられる。
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