研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、上司と部下の間で、信頼関係を崩壊させてしまう原因は何か、その崩壊した関係を修復するために必要な条件は何か、について明らかにすることであった。その結果、信頼関係の崩壊を招く原因で最も多かったのは、相手からの辛辣でネガティブな言動であった。そして、この崩壊した関係の修復には、相手志向の行動が有効であることが明らかになった。この望ましい行動を引き出す条件は、相手に対する「修復価値」や「初期信頼」を高く認知できることであった。とくに、信頼関係の崩壊を経験するのは、平均値でみると協働年数が2年を過ぎた頃であることから、初期段階で強固な信頼関係を築くことの重要性が示唆された。
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https://researchdb.ritsumei.ac.jp/scripts/update/kkmain.htm