学習と動機づけの自律化プロセスと学習支援ニーズの多様性に関する研究

• 研究課題/領域番号: 23730612
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 教育心理学
• 研究機関: 京都教育大学
• 研究代表者: 伊藤 崇達 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (70321148)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 学習支援ニーズ / 動機づけ / 自律化

研究概要

まず、学習支援ニーズに関する議論を整理し、教育心理学の観点から理論化を図った。次に、学習困難の事例をもとに子どもの視点からみたニーズと支援する側からみたニーズを明らかにした。また、親による動機づけ支援に関して青年期の子どもがどのようなニーズをもち、評価をしているか、両者のズレによって自律的動機づけに違いがみられるのか、明らかにした。さらに、中国語学習において教師による"Normative needs"と"Felt needs"の視点から実践への示唆を得た。

研究成果

• [雑誌論文] The relationships among learning support needs, self-regulated learning strategies, study time, and test scores in learning Chinese (2015)
  • 著者名/発表者名: Takamichi Ito, Song Wang, Hui Sun
  • 雑誌名: Asian Conference on Psychology & the Behavioral Sciences 2015 Official Conference Proceedings ページ: 455-460
  • 査読あり
• [雑誌論文] モチベーションを高めて行動につなげてもらうために-自己調整学習の心理学理論にもとづいて- (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 保健師ジャーナル 巻: 69(5) ページ: 361-365
• [雑誌論文] 学習支援ニーズと自律的動機づけとの関係-中国語学習者を対象として- (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 京都教育大学紀要 巻: 122号 ページ: 1-9
  • NAID: 40019714998
• [雑誌論文] モチベーションを高めて行動につなげてもらうために―自己調整学習の心理学理論にもとづいて― (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 保健師ジャーナル 巻: 69(5) ページ: 361-365
• [雑誌論文] 学習支援ニーズと自律的動機づけとの関係―中国語学習者を対象として― (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 京都教育大学紀要 巻: 122号 ページ: 1-9
  • NAID: 40019714998
• [雑誌論文] 学習支援ニーズはいかに捉えられるか-学習支援研究の可能性- (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 京都教育大学特別支援教育臨床実践センター年報 巻: 2号 ページ: 1-12
  • NAID: 40019581415
• [雑誌論文] 学習支援ニーズはいかに捉えられるか―学習支援研究の可能性― (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 京都教育大学特別支援教育臨床実践センター年報 巻: 2 ページ: 1-12
  • NAID: 40019581415
• [雑誌論文] 青年期における親に求める動機づけ支援のニーズと評価 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 雑誌名: 日本教育工学会論文誌 巻: 35巻 ページ: 1-4
  • NAID: 110009327488
  • 査読あり
• [学会発表] The relationships among learning support needs, self-regulated learning strategies, study time and test scores in learning Chinese (2015)
  • 著者名/発表者名: Takamichi Ito, Song Wang, Hui Sun
  • 学会等名: Asian Conference on Psychology & the Behavioral Sciences 2015
  • 発表場所: 大阪国際会議場(大阪府大阪市)
  • 年月日: 2015-03-29
• [学会発表] 学習支援ニーズと自律的動機づけとの関係-中国語学習における学習方略- (2013)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本発達心理学会第24回大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2013-03-16
• [学会発表] 親によるいかなる動機づけ支援が子どもの自律的学習を支えているか (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本教育心理学会第54回総会
  • 発表場所: 沖縄
  • 年月日: 2012-11-23
• [学会発表] 人間関係に関わる学習の要因と自ら学ぶ自己調整の方略-授業における動機づけプロセスを捉える新たな分析視点の提案-(シンポジウム「動機づけからとらえる授業研究のデザイン-教育心理学的アプローチから-」) (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本教育心理学会第53回総会
  • 発表場所: 北海道
  • 年月日: 2011-07-26
• [学会発表] 自己調整学習理論の視点から(シンポジウム「動機づけ理論の再構築に向けて-現実からみた人の動機づけ研究の課題-」) (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本教育心理学会第53回総会
  • 発表場所: 北海道
  • 年月日: 2011-07-24
• [学会発表] 動機づけ理論の再構築に向けて―現実からみた人の動機づけ研究の課題―，討論タイトル「自己調整学習理論の視点から」 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本教育心理学会第53回総会
  • 発表場所: かでる２・７（北海道）
• [学会発表] 動機づけからとらえる授業研究のデザイン―教育心理学的アプローチから―，話題提供タイトル「人間関係に関わる学習の要因と自ら学ぶ自己調整の方略―授業における動機づけプロセスを捉える新たな分析視点の提案―」 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本教育心理学会第53回総会
  • 発表場所: かでる２・７（北海道）
• [学会発表] 学習支援ニーズと自律的動機づけとの関係―中国語学習における学習方略―
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 学会等名: 日本発達心理学会第24回大会
  • 発表場所: 東京
• [図書] 自己調整学習-理論と実践の新たな展開へ- (2012)
  • 著者名/発表者名: 自己調整学習研究会
  • 出版者: 北大路書房
• [図書] コンピテンス-個人の発達とよりよい社会形成のために- (2012)
  • 著者名/発表者名: 速水敏彦(監修)、陳惠貞・浦上昌則・高村和代・中谷素之
  • 出版者: ナカニシヤ出版
• [図書] コンピテンス―個人の発達とよりよい社会形成のために―，第1章，第1節「学びのセルフ・コントロール」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 出版者: ナカニシヤ出版
• [図書] 自己調整学習―理論と実践の新たな展開へ―，第2章「自己調整学習方略とメタ認知」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤崇達
  • 出版者: 北大路書房