身体醜形懸念の生涯発達的理解に向けた世代間横断研究

• 研究課題/領域番号: 23730658
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 臨床心理学
• 研究機関: 弘前大学
• 研究代表者: 田中 勝則 弘前大学, 教育学部, 講師 (10510969)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 身体醜形懸念 / 身体醜形障害 / 醜形恐怖 / 生涯発達的理解 / 認知行動モデル / 生涯発達 / 因子構造

研究概要

容姿についての欠点への過剰な心配や強いとらわれ、過度の確認行動や容姿についての欠点をカムフラージュしようとする行動、社会的な場面からの回避や安全を求める行動は身体醜形懸念と定義される。本研究では生涯発達的な視点から身体醜形懸念についての検討を行った。その結果、次の知見が得られた。(1)身体醜形懸念は全ての年代において共通した因子構造を有している、(2)強い身体醜形懸念の対象となる身体部位は年齢や性別で異なる、(3)青年期群を対象とした身体醜形懸念の認知行動モデルの様々な世代への適用に関しては、検討の余地が残されている。

研究成果

• [雑誌論文] 大学生における身体醜形懸念とアレキシサイミアの関連 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則、田山淳、有村達之
  • 雑誌名: 心身医学 巻: 53 ページ: 334-342
  • NAID: 110009596684
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大学生における身体醜形懸念とアレキシサイミアとの関連 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則・田山淳・有村達之
  • 雑誌名: 心身医学 巻: 53 ページ: 334-342
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大学生における身体不満足感と身体醜形懸念 (2012)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則
  • 雑誌名: 弘前大学教育学部紀要 巻: 108 ページ: 131-139
  • NAID: 120005341834
• [雑誌論文] Pain questionnaire development focusing on cross-cultural equivalence to the original version of the Short-Form of McGill Pain Questionnaire. (2012)
  • 著者名/発表者名: Arimura T, Hosoi M, Tsukiyama T, Yoshida T, Fujiwara D, Tanaka M, Tamura R, Nakashima Y, Sudo N, Kubo C
  • 雑誌名: Pain Medicine 巻: in press
  • 査読あり
• [雑誌論文] 保健室の利用状況と保健室観・養護教諭観の関連～小・中・高時代の経験に基づいて～ (2012)
  • 著者名/発表者名: 久野真澄、遠山彩香、小林央美、田中勝則
  • 雑誌名: 弘前大学教育学部紀要 巻: 107 ページ: 95-100
• [雑誌論文] 日本語版Body Image Concern Inventoryの作成 (2011)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則、有村達之、田山淳
  • 雑誌名: 心身医学 巻: 51 ページ: 162-169
  • NAID: 110008440572
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大学生における身体醜形懸念と完全主義認知の関連 (2011)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則、田山淳
  • 雑誌名: 認知療法研究 巻: 4 ページ: 140-148
  • NAID: 40019863144
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本語版 Body Image Concern Inventory の作成 (2011)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則、有村達之、田山淳
  • 雑誌名: 心身医学 巻: 51 ページ: 162-169
  • NAID: 110008440572
  • 査読あり
• [学会発表] ボディイメージや食行動異常に影響する社会文化的要因-性差と年代差に着目して- (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則、田山淳
  • 学会等名: 第19回日本行動医学会学術総会抄録集
  • 発表場所: 東京(東邦大学)
• [学会発表] ボディイメージや食行動異常に影響する社会文化的要因-性差と年代差に着目して- (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則・田山淳
  • 学会等名: 第19回日本行動医学会学術総会
  • 発表場所: 東邦大学
• [学会発表] Tatsuyuki Arimura. Developmental changes of body dysmorphic concern in Japanese population: A cross-sectional web-based survey (2012)
  • 著者名/発表者名: Masanori Tanaka, Jun Tayama
  • 学会等名: The 12^th International Congress of Behavioral Medicine
  • 発表場所: Budapest, Hungary
• [学会発表] 日本語版Body Image Concern Inventoryの因子構造の生涯発達的検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則
  • 学会等名: 日本心理学会第76回大会発表論文集
  • 発表場所: 神奈川(専修大学)
• [学会発表] Developmental changes of body dysmorphic concern in Japanese population: A cross-sectional web-based survey. (2012)
  • 著者名/発表者名: Tanaka, M., Tayama, J.,& Arimura, T.
  • 学会等名: The 12th International Congress of Behavioral Medicine
  • 発表場所: Budapest, Hungary
• [学会発表] 日本語版Body Image Concern Inventoryの因子構造の生涯発達的検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則
  • 学会等名: 日本心理学会第76回大会
  • 発表場所: 専修大学
• [学会発表] Tatsuyuki Arimura. Body parts dissatisfaction and body dysmorphic concern among Japanese undergraduate students (2011)
  • 著者名/発表者名: Masanori Tanaka, Jun Tayama
  • 学会等名: The 21^st World Congress of Psychosomatic Medicine
  • 発表場所: Seoul, Korea
• [学会発表] 身体醜形懸念と性格5因子モデルの関連 (2011)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則
  • 学会等名: 日本心理学会第75回大会発表論文集
  • 発表場所: 東京(日本大学)
• [学会発表] Body parts dissatisfaction and body dysmorphic concern among Japanese undergraduate students. (2011)
  • 著者名/発表者名: Tanaka M, Tayama J, Arimura T
  • 学会等名: 21st World Congress of Psychosomatic Medicine
  • 発表場所: Seoul
• [学会発表] 身体醜形懸念と性格5因子モデルの関連 (2011)
  • 著者名/発表者名: 田中勝則
  • 学会等名: 日本心理学会第75回大会
  • 発表場所: 東京都
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