研究課題
若手研究(B)
本研究では,大学生と一般国民を対象に取調べや刑罰に対する国民の意見を検討した.一般的な取調べ手法に関する研究から,参加者が積極的傾聴の手法を,有罪の被疑者から自白を得るのに効果的でかつ虚偽自白を得にくいとみなし,最も好ましい手法と認識していることが示された.具体的な殺人事件概要と取調べ手法を提示した研究では,参加者は対抗的な取調べを最も適正ではなく,自白を信用できないとみなしていた.さらに被疑者の有罪の判断には参加者の性別と取調べ手法が影響していることが示された。
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犯罪学雑誌
巻: 79(2) ページ: 44-54
10031170765