研究課題/領域番号 |
23730705
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山田 一憲 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 講師 (80506999)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 比較行動学 / 行動遺伝学 / 霊長類学 / ニホンザル / 性格関連遺伝子 / 寛容性 / 集団間比較 / 分子生物学 / 地域間変異 / 個体差 |
研究概要 |
厳格な優劣関係はニホンザルが持つ特徴の一つである。優位な個体は劣位な個体に対して、一方的に攻撃を加え、食べ物の優先権を持つ。本研究では、勝山集団(岡山県真庭市)と淡路島集団(兵庫県洲本市)のニホンザルを対象にフィールドワークを行い、行動データと遺伝子を収集した。解析の結果、淡路島集団のニホンザルは寛容な行動傾向を示すことと、攻撃性に影響を与えるとされる神経伝達関連遺伝子の特徴が異なることが示された。ニホンザルの寛容性に地域差が見られることは古くから指摘されていたが、遺伝的な背景がある可能性が示された。
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