研究課題/領域番号 |
23730732
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
下司 裕子 (北詰 裕子 / 下司 裕子(北詰裕子)) 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (30580336)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | コメニウス / 教育哲学 / 教育思想史 / 17世紀 / 言語 / 世界観 / 書物 / 言語観 / 教科書 / 読書論 / ヨーロッパ / ラテン語 |
研究概要 |
コメニウスの教育思想の根幹には、神が創造した世界そのものを「神の書物」として捉える世界観と、神の三書(=世界・人間・聖書)を読み学ぶ存在としての「人間」観、そして、神の三書を読むために人間が人間のために書き続け・書き直していく書物、という根源的な書物論があることを明らかにした。近代教育において高く評価されてきた『世界図絵』等のコメニウスの教科書は、増え続ける書物と知をどのように取捨選択し、再構成し、伝えるのかという初期近代の知の再編という文脈におけるコメニウスの一つの回答であったといえる。
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