研究課題/領域番号 |
23730870
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 浜松医科大学 (2014) 富山大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
片桐 正敏 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任助教 (00549503)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム障害 / 注意の切り替え / 注意の開放 / クロスモーダル処理 / 多感覚統合 / 認知特性 / 注意 / 視覚 / 聴覚 / ワーキングメモリ / 視聴覚統合 / 注意処理 / 発達支援 / 局所処理 / 広域処理 / 認知的柔軟性 |
研究成果の概要 |
自閉症スペクトラム障害 (ASD) は,クロスモーダルの情報処理の統合に困難を抱えているという証拠がある。本研究は,ASDのある子どもが視覚と聴覚間のクロスモーダル処理に困難があるかどうか,10人のASDのある子どもと11人のIQと年齢、性を統制した子どもで検討した。結果はaudio-visual gap/overlap課題では,ASDのある子どもにおいて統制群よりも反応時間が遅延した。対照的に,通常のgap/overlap課題では統制群と同様の行動成績を示した。これらの結果は,ASDのある子どもは注意を視覚と聴覚に同時に向けるのが困難であることを示唆している。
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