研究課題/領域番号 |
23740154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立天文台 (2013-2014) 青山学院大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
井上 剛志 国立天文台, 理論研究部, 助教 (90531294)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 星形成 / 磁気流体力学 / 衝撃波 / 流体力学 / 初代銀河形成 / 熱的不安定性 / 大質量星 / 自己重力 / 分子雲 / 惑星形成 / 超音速乱流 / 磁気流体シミュレーション |
研究成果の概要 |
3次元磁気流体力学シミュレーションを用いて星形成に対する研究を行い、以下のような成果を得た。1) 星形成の現場である分子雲は中性水素雲の降着によって効率よく形成することが明らかとなった。特に熱的不安定が形成した中性水素雲の降着は分子雲に観測される超音速乱流の具体的起源であり、かつ原子ガス乱流が星形成を支配していることが明らかになった。2)高速な分子雲衝突によるガス圧縮と磁場増幅がこれまで不明であった大質量星形成の引き金となることが明らかになった。3) 熱的不安定性に付随する構造形成が超新星残骸における粒子加速から初代銀河での星団形成に至るまで重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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