研究課題/領域番号 |
23740182
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
濱中 真志 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 助教 (70377977)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ソリトン / インスタントン / 可積分系 / ツイスター理論 / 非可換幾何 / ADHM構成法 / モノポール / ハイパーケーラー計量 / 反自己双対ヤン・ミルズ方程式 / Normal form / Quasideterminant / ハイパーケーラー幾何学 |
研究成果の概要 |
研究計画に基づき,非可換空間上のソリトン研究を推し進めた. 特に非可換インスタントンのADHM構成について詳しく調べ,要となる双対性の証明をほぼ完結した.またQuasideterminantと呼ばれるある種の非可換行列式の性質を詳しく調べ,非可換ソリトン解の構成・解析, 解空間のもつ対称性の解明, 高次元可積分系と低次元可積分系の関連などについて議論した.非可換化という方向性の意義について知見を得た.また,二重周期性を持つモノポールのモジュライ空間の漸近計量を導出し,新しいクラスのハイパーケーラー計量を得た.
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