研究課題
若手研究(B)
本研究では中性子魔法数126の安定性による原子核の新たな存在領域を検証するため、中性子数N=126領域で原子番号Z≧92の新同位体の合成実験を行う。実験は理化学研究所の線形加速器施設(RILAC)および気体充填型反跳分離装置(GARIS)を用いて行った。新同位体の合成には重イオン融合反応を用いた。本研究期間内において、217U(Z=92,N=125)におけるアルファ崩壊の新たな遷移を発見し、また、ウラン元素において最も中性子欠損した新同位体215U(Z=92,N=123)および216U(Z=92,N=124)の合成に成功した。これらは世界初の観測である。
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RIKEN Accelerator Progress Report
巻: (ページ未定(2014年発行予定)) ページ: 47-47
巻: 47
巻: 46 ページ: 3-3
http://www.nishina.riken.jp/researcher/APR/Document/ProgressReport_vol_46.pdf
巻: 46
巻: 45 ページ: 19-19
http://www.nishina.riken.jp/researcher/APR/Document/ProgressReport_vol_45.pdf
巻: 45