研究課題/領域番号 |
23740258
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
服部 一匡 東京大学, 物性研究所, 助教 (30456199)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 強相関系 / 四極子 / 四極子秩序 / 朝永ラッティンジャー液体 / モンテカルロ法 / スピン波 / 超伝導 / マグノン / 強相関電子系 / フラストレーション / 近藤効果 |
研究成果の概要 |
今日実用化されているコンピュータや科学技術の多くは物質の磁気的性質をうまく利用したものがほとんどであるが、物質には磁気的な自由度の他にも有用な自由度が数多くひそんでいる。本研究では、それら非・磁性自由度が主役を果たすような物性について研究を行った。特に複数のスピンが作る「カイラリティ」が織りなす近藤効果や、空間的に異方的な電子の電荷分布の自由度である「四極子」が関連する秩序状態とその臨界現象について精力的に調べた。また、関連した超伝導状態の新機構や低次元系で有用になる数値手法の開発にも成功した。これらの結果は、今後のさらなる発展に繋がることが期待できる。
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