研究課題/領域番号 |
23740265
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
綿貫 竜太 横浜国立大学, 工学研究院, 特別研究教員 (30396808)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 磁性 / ネオジム化合物 / 多極子 / 部分成分磁気秩序 / 4f電子系 / 4f電子系 / 共鳴X線回折 / マクロ物性測定 / 平均場計算 / 弾性定数 / 中性子回折 / フラストレーション |
研究概要 |
ネオジム化合物NdB4, NdCu2Si2およびNdCu2Ge2は、常磁性状態における非磁化容易軸方向の磁気モーメントの成分だけが独立して秩序化をしている極めて特異な磁気モーメント成分分離・部分成分磁気秩序状態という磁気的性質を示す。本研究では、その発現メカニズムの解明を試みた。磁化、比熱、弾性定数、共鳴X線散乱、中性子回折の各種実験を行い、実験結果の解析と平均場近似による理論計算との比較により研究を進めた。その結果、これらネオジム化合物に現れる部分成分磁気秩序は、通常の磁性体とは異なり主に磁気八極子相互作用によって引き起こされている可能性が高いことを突き止めた。
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