研究課題
若手研究(B)
有機材料はスピンを散乱しにくいことが期待され、次世代のスピントロニクス材料として注目されている。これまで有機スピンバルブに関する研究が有機半導体を用いて行われてきたが、本研究では高い電気伝導度を持つ分子性導体を用いた。その結果、有機材料で初めて非局所スピンバルブ測定が可能になり、実際にスピン緩和時間はアルミや銅といった軽い金属やグラフェンよりも長いことが明らかになった。
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Org. Electron.
巻: 14 号: 7 ページ: 1869-1873
10.1016/j.orgel.2013.04.026