研究課題/領域番号 |
23740294
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
内海 裕洋 三重大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10415094)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 非平衡・非線形物理学 / メゾスコピック量子輸送 / 半導体ナノ構造 / メゾスコピック系 / 量子輸送 / 国際情報交換 ドイツ |
研究概要 |
揺らぎの定理は非平衡状態においても普遍的に成り立つ,熱力学第2法則を微小系に拡張する定理であり,近年,量子輸送にも適用されている.本研究では量子導体において,測定回路の揺らぎの定理への影響を理論的に研究した.1)電子波干渉計とLC回路(測定回路)結合系で揺らぎの定理を検討し,測定回路の反作用はむしろ揺らぎの定理を満たすために必要であることを示した.2)2重量子ドットと量子ポイントコンタクト(測定回路)結合系において,4端子系の非線形輸送係数間の普遍的な関係式を揺らぎの定理から導き検証した.3)ナノ磁性体を対象に,非保存力であるスピントルクと熱揺らぎが,ナノ磁性体の反転に与える影響を研究した.
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