研究課題/領域番号 |
23740315
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
藤井 修治 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (40401781)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 二分子膜 / ラメラ相 / スポンジ相 / ベシクル / 構造転移 / レオロジー / 共連結構造 |
研究概要 |
C10E3膨潤ラメラ相のラメラ/スポンジ相転移点近傍と共存領域においてずり流動を加えた直後に動的光散乱を行うことにより、スポンジ相の出現とともにスローモードが発達すること、二分子膜系の粘弾性における膜の連結効果(欠陥)が分散関係に影響することを明らかにした。 リン脂質DMPGベシクル分散溶液は、温度を変数として粘弾性挙動が劇的に変化すること、特に昇温過程と降温過程ではベシクル構造の変形に履歴が残るために大きな差が出ることを発見した。また二分子膜が液晶状態にあるベシクル分散系について初めてシアシックニング挙動を見出し、ベシクルからの構造転移の存在を示唆した。 拡散波分光(DWS)装置に平行平板流動セルを組み込み、ずり流動が誘起する非平衡構造のマイクロレオロジー測定を可能にした。また動的光散乱による同様のマイクロレオロジー手法の開発に取り組んだが、粘弾性体では拡散係数の波数依存性のために正確なマイクロレオロジー測定が困難になることが明らかになった。
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