研究課題/領域番号 |
23740345
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
|
研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
藤 亜希子 独立行政法人海洋研究開発機構, 地震津波海域観測研究開発センター, 研究員 (70587344)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | コア-マントル境界 / 実体波 / 広域低速度領域 / スペクトル要素法 / 地球内部構造 / コア-マントル境界 / LLSVP / コアーマントル境界 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、観測S波波形のフォワードモデリングにより、マントル最下部の低速度構造を詳細に調べ、マントル上昇流の形態を推定することであった。最初に、西太平洋の地震を北米の地震計で捉えた直達S波に、顕著な振幅異常を見つけた。解析の結果、この特徴は、コア-マントル境界上でハワイ下から数百km南西の局所的な超低速度異常により説明可能と分かった。有限波長の効果により、S波波形の歪みから、局所的な超低速度構造と広域低速度領域を区別することは難しい。広域低速度領域と見なされる構造が、実際は局所的な超低速度構造の集合体であり、マントル上昇流がプルームクラスターの形態を持つ可能性を示唆する結果を得た。
|