| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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| 研究概要 |
低速の陽電子入射によってTiO2(110)表面から脱離するイオンの観測をおこなった.脱離イオンと消滅γ線との同時計測法による飛行時間分析法を開発し,O+イオンが脱離することを明らかにした.さらに入射エネルギー依存性から,電子衝撃による脱離しきい値エネルギーよりも十分に低い入射エネルギーでもイオンの脱離が起こることを示した.解析結果から,陽電子がTiO2の内殻電子と対消滅をした結果,イオンの脱離が誘起されることがわかった.
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