研究課題/領域番号 |
23750057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村瀬 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 主幹研究員 (70508184)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 自己組織化 / クラスター / ナノワイヤー / 単分子伝導度 / 3 核錯体 / 3核錯体 |
研究概要 |
金属イオンクラスターの電子伝導特性を評価するためには、金属の数と配列が厳密に制御されたクラスターを合成する必要がある。本研究では、有機ピラー型かご状錯体内で、3分子のAu(I)3核錯体を積層することで、三核柱状型Au_9イオンクラスターを合成した。さらに、2個のAg(I)イオンと交互に積層することで、トリプルデッカー型Au_3-Ag-Au_3-Ag-Au_3イオンクラスターを合成した。各クラスターの構造は、X線結晶構造解析により決定した。Au_3nイオンクラスター(n=1-3)の単分子伝導度は、芳香族有機分子(ピレンジオン)の集積体の伝導度よりも高く、長距離電子輸送を可能にした。
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