研究課題/領域番号 |
23750069
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 富山大学 (2012) 分子科学研究所 (2011) |
研究代表者 |
大津 英揮 富山大学, 大学院・理工学研究部(理学), 准教授 (80433697)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 金属錯体 / 二酸化炭素還元触媒 / 有機ヒドリド / 光還元反応 / 多電子還元システム |
研究概要 |
本申請研究「金属錯体による光駆動型二酸化炭素多電子還元システムの創出」では、生体内における補酵素NAD(Nicotinamide Adenine Dinucleotide)の再生可能なヒドリドに着眼し、この機能を配位子内に組み込んだ錯体分子による二酸化炭素の光触媒的多電子還元反応の開発を行った。その結果、以下の研究成果を得た;(1)NADモデル配位子に置換基を導入することによる構造制御を達成し、光還元反応特性の制御にも成功した。(2)基質結合部位を有する新規金属錯体の合成・単離を行い、可視光照射により有機ヒドリドを複数貯蔵することができることを見いだした。(3)二酸化炭素還元反応の更なる高効率化を視野に入れた新規金属錯体の合成・単離やX線結晶構造解析に成功し、特異な錯体生成メカニズムに関しても知見を得ることができた。
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