研究課題
若手研究(B)
バイオセンサの素子としてこれまでほとんど注目されていなかった酵素前駆体を利用することにより,新しい電気化学バイオセンシング手法を開発した。まず、エンドトキシンをモデル検出物質として、カブトガニ血清由来の酵素前駆体(リムルス試薬)を用いる検出法を検討した.原理検証に加えて基質や検出法の改良を行った結果、使い捨て可能なスクリーン印刷電極チップで実用に十分な感度をもつセンサ開発に成功したほか、液絡を排した実用的なデバイスでストリッピングボルタンメトリ法による高感度検出が可能であることが示された。さらに、本手法を広く一般展開するために、細胞のアポトーシス検出への応用について検討し、これに成功した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (14件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件) 産業財産権 (4件)
Analyst
巻: 138巻 号: 21 ページ: 6523-6531
10.1039/c3an01202f
エンドトキシン・自然免疫研究
巻: 16巻 ページ: 7-11
巻: 16 ページ: 7-11
化学センサ
巻: 28巻 ページ: 114-121
Chemical Sensors
巻: 28巻, Suppl. A ページ: 31-33
Innate Immunity
巻: 80 号: 2 ページ: 30-32
10.1177/1753425911410337
巻: 28 ページ: 114-121
巻: 28 Suppl. A ページ: 31-33