研究課題
若手研究(B)
本研究ではアリールホウ素化合物の光化学特性をアリール基の種類や立体障害の大きさで制御することにより、励起状態の特性を理解することを目的とし、研究を行ってきた。その結果、アリールホウ素化合物のアリール基および周囲の電子供与基の組み合わせを変化させることにより、紫外~青から橙色の広い波長範囲における蛍光色の制御を達成した。また、アゾベンゼンにホウ素置換基とアミノ基を導入し、B-N配位結合させE-Z光異性化の機能と蛍光性を合わせもつ分子を合成できるのではないかと考え新規アゾベンゼン誘導体を設計した。この結果、新たな光機能性と蛍光性を合わせ持つ化合物の合成および光物性の評価を行った。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 2件) 産業財産権 (3件) (うち外国 2件)
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