研究課題
若手研究(B)
光学的、電気化学的に種々の応用が期待される共役性高分子をその対象に選び、これを蛋白質共存下で合成、複合化する事により、共役性高分子/ 蛋白質複合体の調製を行った。変性剤により部分的に変性した蛋白質を3,4-ジオキシエチレンチオフェン(EDOT)の乳化剤として利用しそのまま酸化重合を水中で行うことで、直径50 nm程度の均一な粒子径を持ったポリ3,4-ジオキシエチレンチオフェン(PEDOT)/Proteinナノ粒子の調製に成功した。このナノ粒子は水中で可溶であり、FITCを表面修飾した場合にはPEDOT部位が酸化状態、還元状態と変化することでFITCからの蛍光発色挙動が変化することがわかった。
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