研究課題
若手研究(B)
高効率な有機薄膜太陽電池の実現には、電子供与体と電子受容体が、それぞれナノサイズの集団として集積化し、幅広い接触面積をもって接合できる新規材料の開拓が重要となる。本研究では、電子供与性・受容性機能団の特異的な集積構造を分子レベルからデザインし、特異なパイ共役系を有する高性能な有機半導体群を構築することに成功した。さらに本研究過程において、高い電子受容性を有する新奇な平面分子が、キャリア輸送に最適なface-on配向を取る現象を偶然発見し、新奇な光電変換材料を開発した。
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