研究課題/領域番号 |
23750255
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辻本 敬 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (90425041)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 再生可能資源 / バイオマスプラスチック / ポリヒドロキシアルカン酸 / 分岐状ポリマー / 結晶核剤 / ポリヒドロキシアルカネート / 可塑剤 |
研究概要 |
菌産生プラスチックであるポリヒドロキシアルカネート(PHA)の普及の課題となっている迅速、かつ高効率な結晶化に対応できる添加剤の開発を目的にヒマシ油をコアとする分岐状ポリ乳酸を合成した。PHAに少量の分岐状ポリ乳酸を添加したフィルムの結晶化挙動を調べたところ、PHA単独と比較して著しく結晶化が促進した。また、結晶化促進作用は分岐状ポリ乳酸の分子量に依存した。更に分岐状ポリ乳酸を添加することでPHAが著しく微細化し、分岐状ポリ乳酸が結晶核として作用していることがわかった。以上の結果より、再生可能資源からなる分岐状ポリ乳酸がバイオマスプラスチック用添加剤として有望であることが明らかとなった。
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