研究課題/領域番号 |
23760051
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
矢野 隆章 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教 (90600651)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 光計測 / 近接場光学 / 先端増強ラマン散乱 / プラズモニクス / 近接場ラマン顕微鏡 / 振動シュタルク効果 / 探針増強ラマン散乱分光 / 近接場光学顕微鏡 |
研究概要 |
本研究では、コンダクティング原子間力顕微鏡とラマン顕微鏡を組みあわせた近接場ラマン分光顕微鏡の開発を行った。熱酸化した原子間力顕微鏡用のシリコン製カンチレバー探針を銀コートし、導電性および1000倍以上の電場増強効果を有する近接場プローブを作製した。さらに、金属探針の熱ドリフトを光学的に自動補正する機構を開発し、サブナノメートルスケールの測定精度を実現した。開発した近接場ラマン分光システムを用いて近接場振動シュタルク分光測定を行った結果、4cm-1/Vのシュタルクチューニングレートを得ることに成功し、金属プローブ下での分子構造・機能制御の可能性を示した。
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