研究課題
若手研究(B)
超高サイクル疲労における特有の現象である粒状領域の形成過程ならびに形成機構を明らかにすることを目的とした。材料内部のき裂周囲の環境が真空環境に類似しているという考えの基に、真空中で微小欠陥を付与した試験片を用いて疲労破面を意図的に接触させる実験を行った。そして、微小欠陥からの疲労き裂の連続的な観察と試験後の破面解析を行い、内部破壊における粒状領域形成を材料に関わらず統一的に説明可能な機構を示した。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
International Journal of Fatigue
巻: Volume 50 ページ: 89-93