研究課題/領域番号 |
23760087
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原 祥太郎 東京大学, 生産技術研究所, 特任講師 (10401134)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 計算物理 / ナノ材料 / 材料強度 / 分子動力学 / 拡散 / 固体酸化物形燃料電池 / カチオン / マルチスケール / 転位 / 空孔拡散 |
研究概要 |
本研究では,従来の分子動力学法の時間スケールでは追従できなかった,ゆっくりとした原子空孔拡散現象を解明可能とするレアイベント計算技術を開発した.開発した技術を固体酸化物形燃料電池の劣化現象と深く関連する電解質材料の自己拡散現象に展開し,電池の作動温度でのカチオン拡散の活性化パラメータの導出に成功した.また,得られた活性化パラメータをKinetic Monte Carlo法の入力値に用いることで,電解質中におけるカチオンの自己拡散係数を予測し,その妥当性を示した.
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