ナノ・マイクロ構造伝熱面によるSiC セラミックスの伝熱促進技術の開発

• 研究課題/領域番号: 23760196
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 熱工学
• 研究機関: 独立行政法人日本原子力研究開発機構
• 研究代表者: 野口 弘喜 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力水素・熱利用研究センター, 研究員 (00414532)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: マイクロ / ナノスケール伝熱 / 伝熱促進 / 炭化ケイ素 / ナノ / SiC / カーボンナノチューブ

研究概要

ナノ・マイクロ構造伝熱面による炭化ケイ素(SiC)製熱交換器の伝熱促進技術の開発を目的として、SiC 表面分解法により生成したカーボンナノチューブ(CNT)によるナノ・マイクロ構造伝熱面と多孔体SiC を伝熱面に接合したナノ・マイクロ構造伝熱面を試作し、それらの伝熱促進効果を調査した。濡れ性を向上させたCNT によるナノ・マイクロ構造伝熱面のみ伝熱促進効果が確認され、ナノ・マイクロ構造伝熱面による伝熱促進には表面の濡れ性が関係していることを示した。

研究成果

• [雑誌論文] Heat Transfer Enhancement Effect of Nanostructured Surface Made of Carbon Nanotube on SiC Ceramics (2013)
  • 著者名/発表者名: Hiroki Noguchi
  • 雑誌名: Proceedings of the ASME 2013 11th International Conference on Nanochannels, Microchannels, and Minichannels 巻: (in press)
  • 査読あり
• [学会発表] SiC 伝熱面に生成したCNT によるナノ構造伝熱面の伝熱促進効果の評価 (2012)
  • 著者名/発表者名: 野口弘喜
  • 学会等名: 日本機械学会熱工学コンファレンス 2012
  • 発表場所: 熊本市
  • 年月日: 2012-11-18
• [学会発表] SiC 表面に生成したCNT によるナノ構造伝熱面の伝熱特性に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 野口弘喜
  • 学会等名: 日本原子力学会北関東支部支部大会
  • 発表場所: 東海村
  • 年月日: 2012-04-20
• [学会発表] SiC伝熱面に生成したCNTによるナノ構造伝熱面の伝熱促進効果の評価 (2012)
  • 著者名/発表者名: 野口弘喜
  • 学会等名: 日本機械学会熱工学コンファレンス2012
  • 発表場所: 熊本県熊本市
• [学会発表] SiC 伝熱面に生成したCNT によるナノ構造伝熱面の伝熱特性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 野口弘喜
  • 学会等名: 日本機械学会熱工学コンファレンス2011
  • 発表場所: 浜松市
  • 年月日: 2011-10-30
• [学会発表] SiC表面に生成したCNTによるナノ構造伝熱面の伝熱特性に関する研究
  • 著者名/発表者名: 野口弘喜
  • 学会等名: 日本原子力学会北関東支部大会若手研究者発表会
  • 発表場所: 茨城県東海村
• [学会発表] SiC伝熱面に生成したCNTによるナノ構造伝熱面の伝熱特性
  • 著者名/発表者名: 野口弘喜
  • 学会等名: 日本機械学会 熱工学コンファレンス2011
  • 発表場所: 静岡県浜松市