研究課題/領域番号 |
23760257
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
稲田 亮史 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30345954)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 銀シース / 高温超電導線材 / 交流損失 / 高抵抗バリア / 多芯構造 |
研究概要 |
銀シースビスマス系高温超電導線材の低交流損失化に向けて,高抵抗材料をバリア層として超電導芯間に導入した低損失線材(バリア線材)の開発を目的とした。特にSrZrO3(SZO)をバリア材として選択し,超電導芯をツイスト(撚り線)した線材作製に注力し,液体窒素温度下での通電特性および線材幅広面に垂直な交流横磁界下での損失特性を評価した。SZOバリアの導入厚,線材寸法の包括的な制御により,20kAcm-2程度の高臨界電流密度と,芯間電磁結合が生じる目安となる結合周波数270Hzを同時に達成し,市販線材と同等な4mm幅線材と比較して商用周波数域での垂直磁界損失損失を1/4程度に低減することに成功した。
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