研究課題
若手研究(B)
鉄筋腐食の生じた鉄筋コンクリートはりに対して,連続繊維シートで補強した場合に補強効果を合理的に得る方法について検討した.その結果,主筋の質量減少率が10%程度以下であれば,母材の修復を行わずに連続繊維シート補強しても,十分な性能回復が見込める可能性を示した.一方,主筋の腐食量が30%以上になると,断面修復工法などで母材を修復してからシート補強を行わないと,十分な補強効果が得られないことを明らかにした.
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アップグレード論文報告集
巻: 第12巻 ページ: 9-16
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集
巻: 12 ページ: 9-16