LES/RANSハイブリッドモデルへの変分マルチスケール法の適用

• 研究課題/領域番号: 23760431
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 構造工学・地震工学・維持管理工学
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 長谷部 寛 日本大学, 理工学部, 専任講師 (60366565)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
• キーワード: 乱流モデル / 変分マルチスケール法 / time dependent subscales モデル / VMS法 / PIV解析 / 流れの微細変動成分 / Time dependent sub-scale / VMS-LESモデル / 流れの変動成分 / MPI/OpenMPハイブリッド並列計算

研究概要

変分マルチスケール法(VMS法)に基づく最新の乱流モデルであるtime dependent subscalesモデルに着目し,乱流の微細変動成分が評価される要素積分点の数を制御することで,LES領域とRANS領域を明確に区別しない新たなLES/RANSハイブリッド乱流モデルの開発を試みた.チャネル乱流において従来のVMS-LESモデルとの比較を行ったが,現段階では優位な差は認められなかった.しかし,積分点数の制御には改善の余地があり,また他のパターンの解析メッシュにおいての検討も必要であると考えている.