粒子分散系複合材料と仮定した場合の凍結過程における岩石.間隙水系の熱伝導率推定式

• 研究課題/領域番号: 23760437
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 地盤工学
• 研究機関: 岩手大学
• 研究代表者: 鴨志田 直人 岩手大学, 工学部, 助教 (00400177)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
• キーワード: 岩石-間隙水系 / 熱拡散率 / 任意加熱法 / 粒子分散系複合材料 / 岩石－間隙水系

研究概要

本研究では,始めに,凍結岩石の熱拡散率は任意加熱法を用いることで測定できることを明らかにした。次に,この測定法を用いて,間隙水の凍結と岩石(砂岩,凝灰岩)の熱拡散率との関係を測定した。最後に,凍結過程における砂岩の熱拡散率変化挙動は,岩石を粒子分散系複合材料と仮定することでシミュレーションできることを示唆した。一方で,凝灰岩は分散系と仮定しても推定不可能なことも明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] 凍結状態にある岩石の任意加熱法を用いた熱拡散率の測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田直人,大河原正文,吉田恭平,阿部正良
  • 雑誌名: Journal of MMIJ 巻: Vol.129
  • NAID: 10031182250
  • 査読あり
• [雑誌論文] 凍結過程における凝灰岩の任意加熱法を用いた熱拡散率の測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田直人,大河原正文,阿部正良
  • 雑誌名: 第13回岩の力学国内シンポジウム講演論文集 ページ: 533-538
  • 査読あり
• [雑誌論文] 凍結過程における凝灰岩の任意加熱法を用いた熱拡散率の測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田 直人，大河原 正文，阿部 正良
  • 雑誌名: 第13回岩の力学国内シンポジウム講演論文集 巻: 2013 ページ: 533-538
  • 査読あり
• [雑誌論文] 凍結状態にある岩石の任意加熱法を用いた熱拡散率の測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田 直人，大河原 正文，吉田 恭平，阿部 正良
  • 雑誌名: Journal of MMIJ 巻: Vol.129
  • NAID: 10031182250
  • 査読あり
• [学会発表] 凍結過程における凝灰岩の任意加熱法を用いた熱拡散率の測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田直人,大河原正文,阿部正良
  • 学会等名: 岩の力学連合会
  • 発表場所: 沖縄コンベンションセンター(沖縄県)
  • 年月日: 2013-01-10
• [学会発表] 凍結過程における凝灰岩の任意加熱法を用いた熱拡散率の測定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田 直人，大河原 正文，阿部 正良
  • 学会等名: 岩の力学連合会
  • 発表場所: 沖縄コンベンションセンター（沖縄県）
• [学会発表] 任意加熱法による氷結岩石の熱拡散率測定 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田直人,大河原正文,阿部正良
  • 学会等名: 資源・素材学会
  • 発表場所: 秋田大学手形キャンパス(秋田県)
  • 年月日: 2012-09-13
• [学会発表] 液化天然ガスの岩盤内貯蔵を目指して (2012)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田直人
  • 学会等名: 砕石研究会
  • 発表場所: ホテル・ルイズ(岩手県)(招待講演)
  • 年月日: 2012-06-29
• [学会発表] 任意加熱法による氷結岩石の熱拡散率測定 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鴨志田 直人，大河原 正文，阿部 正良
  • 学会等名: 資源・素材学会
  • 発表場所: 秋田大学手形キャンパス（秋田県）
• [学会発表] 液化天然ガスの岩盤内貯蔵を目指して
  • 著者名/発表者名: 鴨志田 直人
  • 学会等名: 砕石研究会
  • 発表場所: ホテル・ルイズ（岩手県）
  • 招待講演