研究課題
若手研究(B)
廃棄物リサイクルの過程では高い輸送コストが制約であるため、静脈物流の特徴に適した効率化方策として共同輸送が検討されているが、実際の事例は少数に留まっている。本研究は、静脈物流の実態を把握するとともに、実際の検討事例の分析を基に共同輸送の実現に向けた課題と成功要因の抽出を図ることを目的とした。問題構造化手法を通じて各主体の問題認識を整理分析した結果、成功事例に共通する環境要因として、事業規模が大きいこと、関係する運送事業者数が比較的少数であること等の条件が挙げられた。主体間の利害関係に着目した分析では、共同輸送のインセンティブを内部化することの重要性が示唆された。
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Proceeding of American Society of Civil Engineers
巻: (ISBN 978-0-7844-1315-9) ページ: 379-385
International Journal of Urban Science
ページ: 399-413
巻: 17, Issue 3 ページ: 399-413
Proceedings of American Soceity of Cvil Engineers
巻: 2013 ページ: 379-385
International Journal of Urban Sciences
巻: 未定