研究課題
若手研究(B)
分析より、バンコクにおいては軌道系公共交通機関を導入したにもかかわらず、住宅およびオフィスのスプロールは進んでいるが、一部若年層向けの住宅(コンドミニアム)、新規のサービス業のオフィスが鉄道駅近くに立地するなど、スプロールの抑制にある程度の貢献をしていることが明らかになった。若年層が都心に住むことにより、自家用車への依存や移動距離は大きく減少している。スプロールのさらなる抑制のためには、土地利用規制の緩和などによるオフィスの駅周辺への誘導策のほかに、都市中心部における鉄道駅からのフィーダー交通の設置、都心部のコンドミニアムにおいては、ファミリー向けの大き目の部屋の提供が必要となろう。
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Proceedings of the Eastern Asia Society for Transportation Studies
巻: 9