我が国の航空交通流の特性分析と航空交通流管理の改善手法に関する研究

• 研究課題/領域番号: 23760495
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 土木計画学・交通工学
• 研究機関: 一般財団法人運輸政策研究機構 (2012); (財)運輸政策研究機構運輸政策研究所 (2011)
• 研究代表者: 平田 輝満 一般財団法人運輸政策研究機構, 運輸政策研究所, 研究員 (80450766)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 交通工学 / 航空交通流管理 / 航空管制 / 出発制御 / 遅延

研究概要

本研究では,我が国の航空交通流の最大のボトルネックである羽田空港発着便の遅延状況および混雑緩和のための出発制御手法の実態を分析し,その特性を明らかにした.さらに4 本目の滑走路を供用開始後の羽田空港における方面別滑走路方式の遅延への影響とその解消による効果を推計した.最後に,離着陸機が相互従属運用であることを念頭に,時間帯別の離着陸便数の最適配分モデルの開発を行い,最適化による遅延やCO2 の削減効果を示した.

研究成果

• [雑誌論文] Runway Capacity Model for Multiple Crossing Runways and Impact of Tactical Sequencing -Case Study of Haneda Airport in Japan- (2013)
  • 著者名/発表者名: Terumitsu HIRATA,Azumanosuke SHIMIZU,Tetsuo YAI
  • 雑誌名: Asian Transport Studies (ATS) 巻: Volume 2, Issue 3
  • 査読あり
• [雑誌論文] Runway Capacity Model for Multiple Crossing Runways and Impact of Tactical Sequencing -Case Study of Haneda Airport in Japan- (2013)
  • 著者名/発表者名: Terumitsu HIRATA
  • 雑誌名: Asian Transport Studies 巻: Vol.2, Issue.3 ページ: 295-308
• [学会発表] 航空交通流管理における離着陸容量設定に関する一考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 平田輝満,宇田川佑介,矢野夏子
  • 学会等名: 第50回飛行機シンポジウム,CD-ROM
  • 発表場所: 朱鷺メッセ
  • 年月日: 2012-11-06
• [学会発表] 空中待機時間からみた羽田空港到着機に対する出発制御の有効性分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平田輝満,屋井鉄雄
  • 学会等名: 第44回土木計画学研究発表会・講演集,CD-ROM
  • 発表場所: 岐阜大学
  • 年月日: 2011-11-27
• [学会発表] 羽田空港における方面別滑走路制約と遅延分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平田輝満
  • 学会等名: 第44回土木計画学研究発表会・講演集,CD-ROM
  • 発表場所: 長良川国際会議場
  • 年月日: 2011-11-25
• [学会発表] 羽田空港到着機に対する出発時刻制御の実態分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平田輝満
  • 学会等名: 第49回飛行機シンポジウム
  • 発表場所: 金沢歌劇座
• [学会発表] 空中待機時間からみた羽田空港到着機に対する出発制御の有効性分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平田輝満
  • 学会等名: 第44回土木計画学研究発表会
  • 発表場所: 岐阜大学
• [学会発表] 羽田空港における方面別滑走路制約と遅延分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平田輝満
  • 学会等名: 第44回土木計画学研究発表会
  • 発表場所: 岐阜大学
• [学会発表] 航空交通流管理における離着陸容量設定に関する一考察
  • 著者名/発表者名: 平田輝満
  • 学会等名: 第50回飛行機シンポジウム
  • 発表場所: 朱鷺メッセ