研究課題/領域番号 |
23760508
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
橋本 温 県立広島大学, 生命環境学部, 准教授 (30332068)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 嫌気性芽胞菌 / クリプトスポリジウム / 指標 / ウェルシュ菌 / 下水 / 糞便汚染指標 / 毒素遺伝子 |
研究概要 |
嫌気性芽胞菌(ウェルシュ菌)は保存性の高い糞便汚染指標および原虫の汚染指標として使用されている。本研究では、ヒトの糞便汚染をソーストラッキングする指標としての有効性を評価した。下水および牛、豚の糞便試料から嫌気性芽胞菌を分離して、ウェルシュ菌毒素遺伝子をマルチプルPCR法で検索した。すべての試料で、検出された嫌気性芽胞菌のほとんどがA型のウェルシュ菌であった。A型ウェルシュ菌のうち、エンテロトキシン(cpe)遺伝子陽性株はヒト排水では約30%の割合で分離されるのに対して、牛豚の試料からは1株(牛)のみであった。このcpe陽性ウェルシュ菌はヒトのソーストラッキング指標として有効と考えられる。
|