研究課題
若手研究(B)
全体崩壊型で設計されたRC造建築構造物に生じる地震損傷の進展を考慮した構造性能の定量的評価手法について検討を行った。初めに,RC造梁部材を対象とした静的載荷実験を行い,ひび割れ量の進展についてデータを収集するとともに,ひび割れ長さの推定手法を提案し,その妥当性について検討した。次に,従来の損傷量に基づく「部材損傷度」と新たに提案した力学特性(エネルギー吸収能力)に基づく「部材損傷度」からRC造架構の被災度をそれぞれ算定し,算定結果の比較と妥当性の検証を行った。
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コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.35
巻: 35
Bulletin of Earthquake Resistant Structure Research Center, Institute of Industrial Science, the University of Tokyo
巻: Vol.44 ページ: 125-137