研究課題
若手研究(B)
鉄筋コンクリート造建物の構造的な自由度を広げるために、鉄筋コンクリート梁柱接合部の3次元応力伝達を考慮した耐震設計法について実験的および解析的な研究を行った。実験では隅柱梁接合部材の繰返し加力実験、解析では外柱梁接合部材のFEM解析を行った。その結果、接合部周りにおけるねじり応力などの3次元応力伝達のために、3方向の補強筋の配置や細径の鉄筋の採用が有効であること、接合部の損傷が柱軸回りのねじり剛性低下を引き起こす場合があること、などの知見を得られ、これらを基に設計時に注意すべき要点をまとめた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
日本建築学会構造系論文集
巻: 79巻699号 ページ: 621-630
200000385382
コンクリート工学年次論文集
巻: 35巻2号 ページ: 55-60
http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/nikou/