研究課題/領域番号 |
23760531
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 独立行政法人防災科学技術研究所 (2013) 東京理科大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
佐藤 大樹 独立行政法人防災科学技術研究所, 減災実験研究領域 兵庫耐震工学研究センター, 特別研究員 (40447561)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 超高層免震建物 / 長期観測 / 風応答 / 併進振動 / 捩れ振動 / 免震層剛性 / 居住性評価 / 残留変形 / 高次モード |
研究概要 |
本研究は超高層免震建物に風外力が作用した際の並進・捩れ振動について、東京工業大学すずかけ台キャンパスに建設されている、超高層免震建物の過去5年間の観測および風洞実験結果を用いて、風応答特性を明らかにすることが目的である。 捻れ振動は風速・風向によっては併進振動と同等の値となることが確認された。頂部平均風速から,免震層に作用するせん断力を算出する手法を提案した。算出した剛性は設計値に対して約1.5倍であった。観測記録の固有振動数が設計値に比べ高い理由は、免震装置の微少変形時の剛性が高いことが原因と考えられる。風洞実験結果を用いた応答予測値は観測値に比べて安全側の評価を与えることが分かった。
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