研究課題
若手研究(B)
海外現地で調査研究を実施した。公共財に関する所有者の権利に対する制限と責務について、そして関連産業に対する支援の方針や内容、また公共性の高い事業を民間に移行した理由やそのプロセス、公共性の保全と産業振興の関係について知見を得た。また一方で、私企業が公共財を扱う事で問題も発生し、民間から公共に移管する議論もされている。公的な価値を有する財は、行政の介入があり、それが個人の所有権の制限に及んでいた。その目的が将来に渡る国益である事も明示的であった。また歴史的価値を有する財は、過去のまま保存するのではなく、現在における価値も得られるよう、制度が柔軟に運用されている事も把握した。
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